ジェルとマニキュアは似ていますが、その強度は全く異なるものとなります。
ジェルの方が強度が高く、パーツを埋め込んだりとアレンジ力も高いものとなっています。
ただし、その分注意するところも多いのです。
また、ジェルとマニキュアの工程はまったく異なるものとなります。
ジェルネイルをおこなう場合は、メタルプッシャーで甘皮を押し上げて余分な甘皮をカットします。
ジェルは水分に弱いので、通常のネイルケアにあるようなフィンガーボウルに指を浸すようなことはしません。
この下処理の具合で、ジェルネイルの持ちが変わるのです。
ジェルネイルを施している最中は、ジェルのボトルはしっかりと閉めておくようにします。
ブラシでジェルをすくい爪に載せてライトで照射し硬化させてしまいますが、この最中にボトルのふたが開けっぱなしだと、ライトから漏れた光がボトルの中のジェルまで硬化させてしまうことがあるのです。
しかも、ライトの光だけでなく自然光や蛍光灯といった光源からも硬化することもあるのですから、紫外線が含まれているものは注意が必要。
ボトルのふたは塗ったら閉めることが、劣化させずに長く使えることになるのです。
ジェルをぬる際には、甘皮や爪の生え際、両サイドに付着しないように注意しなければいけません。
はみ出してしまった際には丁寧にジェルを拭い取ります。
そのまま硬化させてしまうと、見た目が不恰好になるだけでなく、そこからジェルが浮いてはがれやすくなり、水分などが入り込んで早くにダメになってしまうのです。
使用したブラシは、さまざまなジェルに触れることになります。
それだけたくさんの成分が付着しますので、ジェルがきちんととれていないと早くに痛んで使えなくなってしまうのです。
しかも、それを放置しておくことはブラシに雑菌が繁殖することになり、ひいては爪にまで移ってしまう…といったことになります。
カビが生えることもあるのですから、使用後のブラシはしっかりとケアするようにしましょう。
セルフジェルネイルには、いくつかの注意点があります。
面倒に感じる部分もあるかもしれませんが、きちんとやることで持ちも良いきれいなジェルネイルを楽しむことができます。
馴れれば普通にこなせるようになるので、最初が肝心として注意しておこなっていくようにしましょう。
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