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ZAO 大阪公演
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【セットリスト】
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zaozaozaozaozaozaozaozaozaozao……フランスのジャズロック・グループ「ZAO」を見てきました。韓国のロックバンド「ZAO」でも、白人ハードコアバンドの「ZAO」でも無い、と言ったら音楽奴隷達のバンド検索欲を刺激出来るのかしら。ともかく今回はヨシコ・セファー、フランソワ・カーンの二大巨頭が籍を置く、それ。フランスプログレの代名詞的バンドでもあり、やたらとディスク・ユニオンでグッズが充実しているMAGMAから派生したグループで…どうなんですか、実際MAGMAファンは流れているんですか。ライブを見る限り、ヨシコ色強い気したけどっとっとフライング。正直関西では彼らのCDの流通が少ないという事もあり、知名度も低かろうと集客を危ぶんだり。が当日のサイン付きCDの売れ行きの速さ、即完売を目の当たりにし気分も上々、鑑賞準備万端。その前にパンクスは右上にある×閉じるをクリックしよう。 とその前にオープニングを務めたアインソフにも触れよう。 10年振りのライブですよー。しかもZAOツアーの中では大阪でのみ出演。という事で、他地域の方からうらやましいって声もあり。日本人の、少なくともプログレレーベル/情報局のPOSEIDONに携わっている人間として、記念的にも見れて良かった。 吉田達也、砂十島NANI(先日同所で行われたイベント「ズズタツvol.3」でのこの二人の競演も凄まじかったのですよ。と言ったら音楽奴隷達のイベント検索欲を刺激出来るのかしら)とここしばらくめっきりちゃっかりドラマーびいきが顕著ですが、アインソフのドラマー、taiquiさんも麗し系で独特系。拍の取り方、叩き方、ドラムセットの中身においても類無し系で新鮮系。後からお話を伺ったところ、全くの我流でやってきたので独特ですねとよく言われますと、耳では聞きつつそのジェントルマンな笑み、ウルトラビデをやってらしたとは思えぬ優雅さにポワーん。でもプレイはパキパキ男性的。某大学のデザイン科非常勤講師でもあられ、マイ素敵組。 あと印象的だったのがギター。エフェクターを一つだけつなぎ、シンプルではありながらも要所でON。目の合図でギターとリズムを合わせたり、展開始めたりと、全体としてシンフォニック重視とばかり思っていた従来の勝手なイメージとは異なり、思ったよりロック色強め。キーボードが多岐対応のメロディアスで安定したプレイで統括。先生!の域ですね。難し気な変拍子も度々披露で、全体としての歴の深さが感じられました。この日、70年代のメンバーのSAX、長尾氏も特別参加等もあってかお客さんのテンションも良く、頭達がよく動くライブとなりました。「妖精の森」「古代博物館」「(真空時代→)真空状態」等4曲演奏。今回からライブ活動が再開となります。 |
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![]() えーっと、ZAOZAOZAOZAOZAOZAOZAO…フランスフランスフランスフランス…マグマ…アトール…クリアライト…ゴング…エルドン…少し曲がりましてZNR…アートゾイド…アルベール・マルクール…ん、無い。 と同じくZAOサウンドが頭の中で再生されない方の為にも優しいPOSEIDON。そんなあなたにはまず一般的な総括評をプレゼント→73年、MAGMAを離脱したヨシコ・セファー、フランシス・カーンによって結成される。インプロ中心の演奏を軸に、MAGMA的なサウンドから次第にオリジナルなサウンドへ変化。初期の荒っぽくエキゾチックなジャズロック・サウンドはアメリカのそれと比べるとやはり独特。そこからヨシコの東欧ルーツや東洋志向も伺える…と言われてピンときますか?ほんとに納得出来るんですか。それでも執着するピンと来た方は1、来なかった方は2へ進む。 1.ヨシコの居ないZAO上級者向け、最近発売されたライブ盤を買いましょう。 2.3rdか4th。
![]() 黒人女性が現れた。Vo.名前はシンシア。まだ若そう。ZAOという名門的グループにどういった経緯で加入したんだろうとそっちばっかり気になったところで、結局理由も聞けず終いですが、とにかく声が高い。太い。大きい。彼女も声楽で名門コースを歩んできたのかしら。てな具合。所謂ジャズロック的に声と楽器の音を同調させ、同じリズムで進行させる技、これを駆使し楽曲に厚みと表情を持たせる。いくら曲が進んでも張りもテンションも衰えず、聴く者に圧迫感と緊張感を与え続ける。
![]() 次はヨシコがいいか、カーンがいいか…今年入ってから特に、アーティスト登場の際大体ギクっとするのよね。分かっちゃいるけど人の事だと忘れちゃう、時間の経過は早いって事を。スーツをまとったロマンスグレー、一方風貌ベレー帽かぶった陽気な初老で候。そうだよな…いやいいんだけど。
![]() シンボリックなジャスロックのサウンドにヨシコの現代音楽的なアプローチ混ぜたSAXと、カーンのKeyから鳴る欧風民族的なPOPサウンドが絡んでこれがZAOの音。かな。総括評にも言われていたヨシコの東洋志向、は日本のカルト童謡「かごめかごめ」で表れた。おそらく日本公演でだけのボーナス・トラックだろうけど、シンシアと二人で自分らなりに声だけでアレンジ、サンプリングしたものを突然流し。意表つかれたけど言い回し、ほんと怖かったわ。 今回は間に小休憩入れた二部での構成。私的には一部が終わった時点でも、そこそこの満足感を感じた位この日は濃厚だった。それは途中、カーンの軽快なKeyを主体としたミュージカル的な曲や、ヨシコとカーン二人だけによるセッション、其々のソロFeat、、とあったものの、トータルして音の幅が変化に富んでて…とは言えなかったからかもしれない。それでもヨシコのSAXからはエネルギッシュなフリージャズ・スタイルと構築的なクラッシックをブレンドした集大成のような姿勢を感じたのも真実。直向。アンコール一曲を終え、拍手を受ける彼らから出た素直な笑顔を見る限り、今夜はZAOとしても良いライブだったのだろう。 | |
東京公演写真
写真:(C) 2004 Yomiya Api
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